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なんで日系大企業辞めたの?

就活・転職
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はじめに

僕は、2018年の3月に、大手の日系メーカーを退職しました。

売上が10兆円を超える規模の企業で、世間一般論からすると、いわゆる安定した企業でした。(超激務だったけど)

親の世代の人達からは「なんでそんな安定した会社を辞めるの?」と耳が痛くなるほど言われました。

その答えは、一言で表せなかったので、「他に、やりたいことができる仕事が見つかった」ということしか言っていなかったのですが、実は細かい様々な理由がありました。

これから社会人になろうとする就活生や、大企業を志望しようとしている転職希望の社会人の方に向けて理由を書き綴ろうと思います。

なんで大企業辞めたの?

辞めた理由①:【やりがい】将来やる仕事内容にワクワクしなかった。

会社に入って、数年すると、その領域において花形とされる仕事内容は分かるようになってきます。

あの部門にいるなんてすごい。優秀なやつしか行けない部門だ。と言われる部門の仕事です。

でも、僕はそこに1ミリもワクワクしなかった。

そこで働いている先輩の姿を見ると、周囲から言われる「あの部門にいるなんてすごい」という評価と、ある程度十分な給料が唯一のモチベーションになっているように思えたのです。

僕は、自分の心の本当の声に耳を当てて「本当にそれが将来やりたいこと?少しでも興味ある?」と問うと、「全然興味ない。」というのが正直な答えでした。

結局、花形とされている部門も、若手のうちはExcelの処理だったり、データ集計したものをパワポにまとめて報告・調整するのが中心です。

僕は例え20代のキャリアが短いあまちゃんでも、自分のやりたいことに携わりたい。そう思っていました。だからコンサルに行きました。

当時は完全に意識高い系の部類だっと思います。でも間違っていたなんて今も思っていないし、コンサルに行って、こっちの仕事の方が楽しい!自分に合っている!そう思っていたも事実です。

もちろん、日々ワクワクしていた比率は高くなりました。

辞めた理由②:【勤務地】地方勤務に飽きてしまった。

僕は、出身が神奈川県、大学は東京だったので、学生の間はずっと都会で暮らしてきた人間です。

大企業に入ると、総合職採用=全国転勤ありで、例にもれず僕も地方に配属されました。

最初は車で好きなように移動できることや、自然がいっぱいなこと、都会のような混雑とは無縁な環境にとても満足していました。

でも結局、友達もほとんど東京にいるし、それゆえに毎週末新幹線に乗って東京に帰って遊んでいたので、「どうせなら東京で働いていたほうがいいな」と気づいてしまったのです。

もちろん、当時の会社に残っていたら、東京のオフィスに異動になる可能性はありました。

でも「絶対」じゃないし、仮に東京で働いても数年後にはまた地方へ異動なんて容易にあり得ることが分かっていました。

自分の意思とは異なる仕事の内容(職種)を会社に決められて働いているのに、働く場所まで自分の意思に反して会社に決められてしまうことがすごく残念に思えてしまったのです。

辞めた理由③:【給料】20代のうちは高い給料でもなかった。

正直、給料は並でした。

30代、40代まで残っていれば、十分すぎるほどの給料がもらえるのですが、20代はそんなにもらえませんでした。世間一般よりはもらっているんだろうけど、毎週東京に帰る僕からすると、交通費で毎週数万消えていくし、地方勤務ならではの車の維持費なども加味すると

どれだけ頑張っても、固定給で、ネットサーフィンをして定時退社のおじさんの方が1.5倍くらいの給料をもらっている。その現状に疑問を持っていました。

「若いうちはただ指示に従って苦労しろ、それが成長に繋がって上に上がれる、そしたらこんなにもらえるんだ」という洗脳に、残念ながら僕はかかれませんでした。汗

結局、コンサルに行ったら給与は1.5倍くらいになっちゃいましたし。

辞めた理由④:【労働環境】窮屈な管理、”若手なんだからやれ”に落胆。

大企業は、国や世間の厳しい目にさらされるため、あらゆる事象を手中に収めて管理しようとします。その煽りが末端のオペレータ(僕)にまで降りかかってきていました。

例えば有休。

有休は100%消化が義務づけられているため、毎月万遍なく取得しないといけない。

でも、曜日によっては出勤マストなタスクが振られているため、結局毎月第二水曜にしかとれない、みたいなことになって、好きな時に休めなかったのです。

よく欧州は1ヵ月丸ごと有休が使えて海外に旅行に行くなんて聞きますけど、そんなのありえませんでした。

また、有休は月次管理されており、激務で有休を取得できなかった場合、「なぜ有休がとれなかったのか?」を説明しないといけませんでした。もはや有給”義務”休暇になっていました。

例を挙げればきりがないのですが、

  • 残業は、月初にその月の残業計画を提出し、計画逸脱した場合は理由を述べろという月次管理
  • 提出義務書類は、提出日、提出時間が管理され、逸脱すればなぜ遅れたのか理由を述べろ月次管理
  • 提出が任意とされている書類は、課内ルールで”若手は義務”とされて月次管理
  • 課の飲み会は”若手は企画係”とされ、飲み会の案内をパワポで作成、飲み会のタイムスケジュールを管理
  • 土曜や日曜に開催される会社のイベントは、”若手は出席義務”とされ、出し物をやらされる(管理されないけど、暗黙のルールで参加していなければハブられて仕事に影響)
  • などなどなどなど、、、、

た~くさんありました。細かな管理だけでなく、”若手はやれ”という暗黙の脅迫(←笑)により本来必要のないものに時間を割かざるを得ない状況でした。

特に従業員の平均年齢が高い大企業にいる若者(末端)にとっては社内の年齢構成比率からしても、苦しいはずで、若手が高齢者を支える社会保障の惨状とそっくりだと思います。

だから、そもそも残業は一切しないし、若手ではない人にとっては最高の環境です。まさに、おじさん天国。

マネジメントは、きっちりとした管理と評価されるんでしょうけど、そのために動かされている末端からすると非常に働きづらく、窮屈で仕方ありません。

自分が頑張った分はこうして他に吸収されてしまっていると思ったとき、「なぜこんなにも管理され、若手なんだからやれ!という圧力に苦しみながら働いているんだろう」と疑問を持ったのです。

若手の意見は問答無用で抑え込まれるという風土も疑問でした。

Excel格闘技によるアナログ運用を、システム化した方が絶対良いと思って発言しても、年配の人々は「システムなんてダメだ!こんなことやあんなことが起きたらどうするんだ?」とリスクばかりを挙げ、昔から若手の滅私奉公によってなんとか回っていた方法が正義として離れられない。

転職後のコンサルは、その点本当に自由でフェアでした。裁量労働制で好きな用に働けるし、色々なシステムが導入されていてアナログな運用はないし、効率的。

自由な分、ちゃんと色々自分で管理してアウトプット出してね、という世界で、とても自分に合っていた。

辞めた理由⑤:【成長】成長機会にありつけるかどうかは運だった。

最後に成長機会です。

成長とは何?という話ですが、僕にとっては、経営戦略を考えることでした。

会社全体の経営でなくていいんです。一部の地域でも、一部の部署でも何でもいいから戦略に携わりたかった。

とにかく頭を使う仕事がしたかったんです。決して頭はよくないけど、でもやりたい。という気持ちがあった。定められてルールに従ってルーティーンをこなすということはしたくなかったんです。

でも、やっぱり大企業は若いうちは下積みをという文化なので、その機会にありつける可能性は相対的に低かったんです。もちろん戦略系の仕事についた同年代の人もいましたが、非常に少数でした。

じゃあ、その機会にどうやってありつけるか?

それは「運」だと思います。自分も含めて、若手って能力は大して差がないと思うんです。

能力よりも、人との繋がりとか、印象とかそういう要素が引き金となって機会にありつけるかは決まっていると思います。

「だったらその機会を得るため、数を打って手に入れよう。」そう思って、転職活動で数を打ち、希望していたコンサルに行きました。 非常にシンプルでした。

まとめ

一般に会社を辞める理由は以下のような理由みたいです。

僕の場合は、同僚とは本当に仲が良かったので、3位の理由は一切該当していませんでした。

でもあながち上位にある理由とは合致していそうです。

1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
2位:労働時間・環境が不満だった(14%)
3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
4位:給与が低かった(12%)
5位:仕事内容が面白くなかった(9%)
6位:社長がワンマンだった(7%)
7位:社風が合わなかった(6%)
7位:会社の経営方針・経営状況が変化した(6%)
7位:キャリアアップしたかった(6%)
10位:昇進・評価が不満だった(4%)

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