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白熱トヨタの春闘!国内営業の法人事業部の従業員、出向への不安

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トヨタ自動車は、オープンな会社

トヨタは、色んな意味でオープンな会社だと思います。

それは、トヨタが同業/異業問わず業務提携をして、仲間を作っている点に代表されます。

100年に一度の自動車を取り巻く環境変換に直面して、トヨタの力だけではやっていけず他社の力を借りる必要があると自認しているからでしょう。

売上高が30兆円、営業利益が2.4兆円を超える日本一の企業なのに、他社の力を借りなければ生き残れないと判断しているということですね。

一方で、無駄を積極的にそぎ落とす

トヨタは、他社を頼る一方で、自社内部の構造もムダをそぎ落とす方向に変えてきています。

グループで強みを持つ企業に重複事業を集約する「ホーム・アンド・アウェー」と呼ばれる戦略です。

例えば、

アフリカ地域の海外営業を豊田通商に移管

豊田通商の貸谷社長「アフリカの自動車市場に力」
「保護貿易主義が台頭するなか、全世界が穏やかなリセッション(景気後退)に入る危険性が出ている。ただ、我々が戦略地域と位置付けているアフリカは底堅い。昨年で景気は底を打ち、再び成長局面に入ると期待して

トヨタとしては現在需要が伸び続けているアジアに注力したい。

未だ発展途上の段階であり、決して得意とは言えない市場のアフリカ市場は、営業機能として優秀な子会社の商社であるトヨタ通商に任せた方が効率が良いと判断したためでしょう。

電子部品の開発・生産をデンソーに移管

トヨタ、電子部品事業をデンソーに集約 2020年4月 | レスポンス(Response.jp)
トヨタ自動車とデンソーは4月5日、両社の主要な電子部品事業をデンソーに集約すると発表した。

トヨタは、あくまで車体の企画・生産及び、サービス分野に注力したい。

電子部品の開発~生産までは、電子部品を得意分野とするデンソーに移管したほうが効率が良い上に、汎用製品であれば、他OEMにも拡販できるため、グループとしての売上が伸びるし、コストメリットも生まれます。

変化を求める会社と、不安な従業員の対比が見えた春闘

春闘の様子を公開しているYoutube上のチャンネル、トヨタイムズでは、国内営業の法人事業部の従業員が子会社に出向することへの不安を吐露していました。

「私の所属する国内営業の法人事業部は、2019年4月にトヨタモビリティサービスという会社に事業移管を行い、組合員も出向する。社外に行くことで、トヨタ社内から協力を得ることが難しくなってしまうのではないか、それによってお客様に私たちが提案できる嬉しさ(商品・サービスとしての魅力)も弱くなってしまうのではないか、という声もある」

これに対して会社側は、

「不安もあります。でも、これは夢だと思ってほしい。勝負はやっぱり外。広く、深くアンテナを張って頑張ってほしい。トヨタ自動車にへばりついていることが正解とは、私は思っていない。どんどんチャレンジしていこうと、社長も昔から言っている。へこたれる時があるかもしれないが、困ったら何でも言ってほしい。もっともっと外に向かってほしい。情報は(外に)いっぱいあるはず。そこに気付かないと、会社を作った意味がない。頑張ってほしい」

と言っています。

トヨタモビリティーサービスとは、2018年4月1日に設立された会社で、主にフリート事業、レンタル事業、モビリティーサービス事業を担う会社です。

変化の先に果たして自分達の将来があるのかという不安な組合側従業員と、とにかく挑戦して変化していこうという会社側の構図で、中々溝は埋まっていないようです。

そりゃそうですよね。

頑張って頑張ってようやく入れたトヨタ自動車から「出向」という形であれ、一旦出ていくことになるわけですから。

 

ただし、出向に戻ってくるという保証はない。

でも、「出向」って必ず戻ってくる保証はないんです。

時に出向は、実質上のリストラとして使われる常套手段で、「出向」の後、数年で「転籍」になるケースもあります。

【実名リスト】 50歳、60歳をすぎて「得する会社」「損する会社」(週刊現代) @moneygendai
50歳がサラリーマン人生の分かれ道。入社案内ではわからない実態を、現役・OBたちの証言から明らかにする。

こんな記事が出るくらいですから、会社側にそんなつもりはなくても、従業員にとっては不安は募るばかりでしょう。

さらに追い打ちをかけた社長の発言

春闘のあとですが、先日トヨタ社長は「終身雇用は厳しい」という発言をされました。

トヨタに勤める従業員の誰もが不安を感じる発言だと思います。

でも、トヨタは標準化が上手な会社ですから、当然社内の業務も標準化しているし、RPA等も進めているでしょう。

そうすると多くの事務業務は単純作業と化し、映像内でも解説のあった通り、契約社員やアルバイトで十分回せるようになっている、もしくはなってくるはずです。

こうした背景から考えると、終身雇用は難しいのは当然です。

まとめ

会社の意思で行先を決められて不満なのであれば、転職したほうが良いと思ってしまいます。

優勝なトヨタの従業員なら、引く手数多だと思います。

配置転換されるくらいなら転職したほうが良い。
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