28歳の僕が英語圏への留学を決断した理由

今日は、なぜ28歳の僕が海外に留学しているのか、その理由について書いていきたいと思います。

結論から簡単に言うと、

①英語を流暢に喋れるようになりたい

②海外で暮らしたい

という二つの欲求がピークに達していたからでした。

①英語を流暢に喋れるようになりたいと思った理由

僕は、社会人になった後、「いつか英語を本気で学びたい」と思っていました。

社会人1年目が始まった時には、「仕事終わりのアフター5の時間を活用して、日々の仕事と並行して英語を鍛えるんだ~!」と、とても意気込んでいたのを覚えています。

そして、入社前はTOEIC600点代でしたが、入社後は毎日仕事前に英語を勉強して、3ヵ月くらいで760点まで上げました。

このままの勢いでやれば日本にいても英語は喋れるようになるだろう!

そう思っていました。

しかし、実際にはそうはいきませんでした。

会社の研修期間が終わり、本配属された後はとても激務になり、仕事を持ち帰って深夜まで仕事をするような日々が続いたのです。

日々仕事で手一杯だし、業務の性質上、休日にも日々の業務のことが頭をよぎって仕事以外のことに本腰を入れることができなくなりました。

(鬱とかには全くならなかったので大丈夫でしたが、いわゆるサビ残を相当していたし、かなり疲弊していました。)

そんなこんなで、激務を理由にあっという間に3年という月日が経過してしまいました。

僕の英語は、生活の全てを英語の環境に身を置かないと伸びないと察する

社会人でも、普段から英語を使う必要がある仕事だったら話は別だったと思います。

自分の意思が拒絶していても、半強制的に英語を使いますからね。

でも、僕の仕事は日本語しか使わない環境でした

僕は、言語を学ぶために「その言語に囲われた生活」と「その言語を話す人との関わり」を必要としていました。

学生時代に中国語を学びに台湾に行った経験を鑑みても分かるのですが、中国語を全く学ばずに台湾に飛び込んで何とかなったのも、台湾人の家に転がり込んで、24時間中国語を使う環境にして、毎日台湾人と遊びに行っていたからでした。

もちろん文法や単語などの中国語基礎は、語学学校で効率よく”覚えられる”のですが、それを”実践する”環境があったからこそ短期間で急激に伸びたと思っています。

外国語を身に付けるなら自分の身ごと飛び込む必要がある

そう思っていたので、社会人3年目終了時には、「外資系への転職」「海外に行く」かで迷っていました。

結局僕が選んだ選択は、「外資系への転職」でした。

なぜ「海外に行く」のではなく、「外資系への転職」だったのか?

僕は、新卒入社から、日系大企業で仕事をして様々なことを学びました。

仕事のやりがい、仕事に対する報酬水準、福利厚生、仕事をしていないおじさん達の存在、海外駐在のチャンス、全国転勤、固定化された職種、などなど。

よく言われる日系大企業のメリットだけでなく、デメリットも知りました。

つまり、日系企業の常識が、如何に恵まれているかも知ったし、一方で少なからず自分に合わない部分が存在するんだということを理解したのです。

(この時は1社の経験だけだったので、全てがそうではないと思うけど)

正直、同じく社会人をしている色んな同世代の人たちの話を聞くと、自分は明らかに恵まれている方でした。

でも、それは「他人と比較して、自分は恵まれているかどうか?」を主観で言い聞かせた上での判断でしかなく、「本当に自分自身が幸せなのか?」の答えは出ていませんでした。

だから僕は”日系の外”も経験してみたかった。

自分と他人の比較ではなく、自分(今の環境)自分(他の環境)を比較したかったんです。

なので、その時は"英語を身につけたい欲"よりも、”日系の外”を知りたい欲の方が上回っていたというのが正直なところです。

外資系コンサルへの転職

そんな思いによって突き動かされ、僕は外資系のコンサルに転職しました。

転職当初、僕はコンサルが自分の肌に"非常に合う"と思っていました。

社内の上下関係による忖度も要らず、お客さんにとって最善の解を論理的に導いていければ、年齢関係なく認めてもらえる環境だったからです。

(3日徹夜とか発生する激務職だったけど←)

また、ビジネスの最前線で活躍している企業の現況を調査・分析したりするのがとても面白かった。

転職当初の僕は、間違いなく自分自身が仕事を楽しみながら仕事をしていたと思います。

会社で敏腕キレキレと噂のマネージャーもそんな僕を、転職当初から気に入ってくれて、名指しでチームに入れ続けてくれていたくらいでした。

でも、しばらくして、「この仕事は自分に合うけど、やっぱり英語が必要だ」と改めて痛感することになるのです。

コンサルの仕事には、日本語だけでは回せない仕事がある

コンサルの仕事では、プロジェクトによって日本語だけを必要とするものもあれば、英語を使って海外拠点と連携したり、海外に電話インタビューをしまくって情報を集めるなんてものもあります。

僕は、海外に電話インタビューをしまくったり、海外の会社を自社に招いてインタビューをしたりしていました。

僕は、入念に質問の下準備をして相手にぶつけました。

でも、相手の英語の全てを聞き取れたわけではなかった。

例えば、相手がフランス人とかなら互いに非英語圏の人の場合、比較的平易な英語のやりとりになるので、楽だったのですが、アメリカ人、カナダ人の場合は本当に大変でした。

そんな中、僕の隣でサポートをしてくれていた同PJの先輩は、TOEIC990点、英検1級所持

先輩は、相手が英語圏出身のネイティブだろうと、何ら問題なく全てを処理してくれていました。

頼もしくて本当に完璧でした。

このPJの時、僕は「先輩がいなかったら自分は何の価値も出せなかったな」と実感してしまったのです。

海外旅行の英語なら、ちょっと聞き取りを間違えても何ら問題ないけど、仕事でお客さんからお金をもらっている以上、少しの聞き間違いがあれば一大事です。

この一件で僕は、「このまま日本にいても、自分の英語は伸びないだろう。やっぱり会社を辞めて留学しよう。」と決心できたのです。

(また、コンサルをやるかどうかは別問題だけど←)

以上が、英語を流暢に喋れるようになりたいと思った理由でした。

②海外で暮らしたいと思った理由

もう一つの理由は、簡単に言うと、海外で暮らしたいと思ったからでした。

日本と異なる価値観、自分と異なる価値観の人が過半数を占める国に暮らしてみたかったんです。

日系企業在籍時は、社会人が始まって1社目ということもあり、仕事をしていて自分が果たして幸せなのかを考える時、自分と他人の比較しかできませんでした。

しかし、外資コンサルを経験したことで、日系大企業(自動車メーカー)にいた時の自分と、コンサルにいる時の自分という自分と自分の比較ができるようになりました。

そこで思ったことは、"会社が違うと社内にいる人も、社内常識も、大切にされている価値観も全て異なる"ということでした。

そして、"自分にとって心地が良い居場所は、実際に自分が動いて、自分の目で見て、経験して、初めて分かるもの"だと思ったのです。

実際、コンサルは激務だったけど、日系と比較して、自由度が高くとても働きやすかったし、報酬は良いし、例え年齢が若くても実力があればきちっと評価される環境でした。

こういった評判は、ネットで検索すれば溢れるほど散乱しているけど、僕は「実際に転職して、自分の目で見て・経験して受ける感覚に勝ることはできないな」と実感したのです。

「今後の自分の居場所を考えるに当たっても、他を知る必要がある」と感じる

前述の通り、僕は「自分の目で見て・経験して受ける感覚」が非常に貴重なもので、読書やネットで仕入れる知識とは大きく違うと思っています。

そして、その考えは、今後の自分の居場所を考える上でもっと取り入れなければならないと思いました。

「居場所」を狭義で考えると、「家」とか「会社」とかになるけど、広義で捉えれば「自分が暮らす地域・国」になります。

日本でも地方から東京に転職しただけで価値観が全然違ったし、国を跨げばそれは更に大きく異なるんだろうな。

自分に合う場所がどこかを考える時、思い切って広義の居場所から変えてみて、自分の目で見て、経験しよう!そう思いました。

(日本にいる)自分と(他国にいる)自分を比較をして、どこが自分にフィットするのかを考えながら暮らす場所を選んでみたいと思ったのです。

だから僕は、自分の知らない価値観で溢れる環境に身を置いてみたかった。

実際に違う環境に身を置くことで、日本と外、どちらの方が自分にとってフィットするのかが確信に変わるはずです。

結論が日本となれば選ぶべきは日本なんだろうし、外の方がいいと思えばそれが結論だと思っています。

以上が、海外で暮らしたいと思った理由でした。

 

ちなみに

①英語を流暢に喋れるようになりたい

②海外で暮らしたい

という二つの理由が僕を突き動かした理由ですが、正直不安はあります。

リアルなところで言えば金銭的な部分や、今後の仕事等についてです。

でも、一度きりの人生で、後悔先に立たずであることを考えると動かざるを得ませんでした。

実際にNZに来て周りを見渡すと、学校に結構20代後半の人はいます。

僕のフラットメイトの中国人留学生は、中国の大学を2年生で辞めて、こっちの語学学校に入りなおし、1年後に大学入学を目指しています。

彼女が学部を卒業する時は、25~26歳でしょう。

また、こちらで初めて友人になったNZの友人も高校卒業後、すぐに働き、5年間お金を貯めてようやく大学に入った人でした。卒業後は、日本にホリデーで3週間ほど滞在し、その後は中国に行って向こうに行ってから何か始めたいと言っていました。

日本的に言うと、「そんなで大丈夫?」「履歴書が汚れちゃうよ」と言われるんだと思いますが、きっと考え方が違うんだと思います。

中国だったら「周りの常識に合わせていたら競争に負けるから、人と違う道にいきなさい!」だろうし、NZだったら「自分の人生なのに、なぜ周りと同じに動かなきゃけないんだ?」という考え方があるのかなと。

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