
宿題をオンライン提出させるNZの学校
こんにちは、ぜんちゃんです。
NZの語学学校で英語学習を始めて1ヵ月以上が経過したわけですが、今通っている学校に在籍していてまず驚いたことは、宿題を全てオンラインで提出するという事です。
入学日にオンラインで宿題をこなすように指示され、PCルームでやり方を説明されました。
もちろんPCでもできるし、スマホでできるようにIOS、android双方用にアプリも用意されています。
百聞は一見にしかずということで、以下の画像をご覧ください。
各週ごとに3~4種の宿題があり、これを1週間のなかでこなします。
ライティングでは、Google Docsを活用
各種の宿題の中には、「200ワード以上の文章を書きなさい」というライティングもあるわけですが、
その場合はGoogle Docsで提出をします。
そして、提出後は、担当の先生がオンライン上で添削をして返してくれます。
ビデオ撮影をして提出する宿題もある
スピーキングやディスカッション系の話すことに重点を置いた宿題は、ビデオを撮影して提出します。
今や誰もがスマホを持っているため、使えるテクノロジーは全て使おうということですね。
オンライン提出のメリット
なぜオンラインで宿題を提出させるのか?
これは、生徒だけでなく、学校・教員にとってもメリットがあるからだと思います。
生徒にとってのメリット
まず、生徒にとってですが、
- ライティングを手書きする時間の削減
- ソフトウェアによる効率的な学習
- 自分の好きな時間で処理が可能
というメリットあると思います。
学校・教員
一方、学校・教員側にとっても大きなメリットがあります。
それは、
- 宿題進捗管理をする時間の削減
- 宿題を考える時間の削減
- 自分の好きな時間で処理が可能
特に「宿題進捗管理をする時間の削減」は大きいと思います。
なぜなら、留学生は、宿題の提出が出席率に影響し、その出席率はビザの維持に影響します。
学生ビザの場合、一定の出席率を満たしていない場合、滞在を続けることができないというのが、NZ政府の方針です。
つまり、学校・教員にとっては、宿題管理を万が一ミスると、生徒の滞在に影響を与えてしますわけです。
これが、全てソフトウェアによって管理され見える化してくれるワケなので、宿題管理の手間を省けるだけでなく、生徒に「出席率が危ない」というアラートを出すこともできるようになるわけですね。
ちなみに、年配の教員の方も順応されており、見事に添削をして返してくれます。
デジタルを駆使する生徒
学校が宿題管理にデジタルを駆使しているのに対して、生徒も日々の授業でデジタルを駆使しています。
僕のクラスメイトの中国人と、タイ人は、紙のノートを使いません。
テキストやプリントをiPadで撮影し、アプリに反映してそこに書き込んでいます。
実はこれ、すごく効率が良いんです。
なぜかというと、私のいる学校では、テキストは学校からレンタルするので、書き込みが禁止されているんです。(なので、教材費はかかっていないのがとても良い)
在籍しているコースが終了したら、テキストを返すことになるので、復習したくても再度見ることができないんですね。
そういう意味でも、いつでも見直しをするため彼らはiPadを使っています。
僕は、日本で引け目を感じていた
僕が最後に日本の教育機関に在籍していたのは、約5年前だったので、日本で現在どのような運用がされているのか分かりませんが、僕は大学在籍時にPCで授業のメモをとったりしていました。
でも、同じことをしている人は周りにあまりいないし、先生からも注意を受けたりしていたので、引け目を感じていました。(笑)
既に変わっていることを願います。