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算段に勝るのは直感と行動のみ

コラム
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算段が好きな日本企業

日本の企業は「前例あり」であることを非常に好みます。

これは、日系大企業に勤めていた時も、コンサル時代に日系企業を担当していた時も、頻繁に感じていました。

新しい何かを判断する時、常に、証拠・確証となる事例が欲しいんです。

例えば、検討している新規事業があるとします。

決裁権限が若手まで降りてきていない場合、この事業を進めるかどうかにあたっては、役員の判断を得る必要があります。

こういったパターンでは、役員は「海外の競合が新規事業として始めた」とか、「先進事例として既にやっている企業がある」といった情報を元にある程度うまくいく算段がなければGOサインを出せないことが多い。

どれだけ修羅場を潜り抜けてきた役員レベルでも、生身の人間で、当然失敗を恐れるからですね。

だから、ファーストペンギンになるのはリスクが高いとして毛嫌いするんです。できる限りの不安を潰しこみたいから、PDCAの”P”をやたら詰めたがる。

たとえ、どれだけ直感的に間違いないと感じていても、企業の意思決定では「直感だけ」では、先に進めないことが多いわけです。

優れている・うまくいくと直感で感じても動き出せず、決断まで非常に時間がかかるので、今が大一番!という時に、好機を逃すんです。

先日も、以前担当していたクライアントが買収検討していたベンチャーが、他社の出資を受け入れたというニュースが出ていました。

クライアントにとっては顔面蒼白でしょう。どう考えても優秀で、既存のビジネスを覆してしまう技術を持つ企業だったからです。

社内の人間を説得している間に、自社のビジネスのディスラプターになると恐れていた企業が他社の手に渡ってしまった。悔やんでも悔やみきれませんね。

算段を固めるよりも、直感で決断して、早く行動した方が良かったということです。

ただ、株式を公開している企業の役員は、会社の保有者である株主から経営を任されているという立場で、好き勝手できないプレッシャーがあるのは当然で、そう簡単に意思決定ができないというのも分かりますが。

個人の意思決定にも直感と行動が大事

でも、個人の場合は違うと思っています。

自分の人生は自分のもので、どのような道に進むのも、一定の周囲の人を説得すれば前に進められるはず。

例えば、直感で「今の会社は自分にあっていない」とか、「新しくやりたいことに突き進むべき」と感じていても、ある程度次にうまくいく算段(計画・準備)が整ってからにしようと考える人はたくさんいると思います。

でもそんなこと考えていたら先ほどの企業の例のように、好機を逃すことだってある。

直感と行動の結果、20憶円が5兆円に化けたソフトバンクの例

ソフトバンクの孫さんは昔、売上が0で赤字だったジャック・マー率いるアリババに20億円を出資しました。

孫さんは、5分ほどジャック・マーと話しただけで投資を決断したそうです。

事業計画書を見たわけではなく、「動物的にな匂い」と「目つき」で決めた」と語っています。

孫さんも、算段を考える間もなく、直感で行動に移した結果、20憶円が5兆円に化けました。

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