日本のコンビニサービスは、もっと手を抜いていいと思う

日本の労働生産性

長時間労働で生産性が低い日本と、短時間で生産性が高い欧米という構図がよくメディアに取り上げられています。

政府の号令により、企業は働き方改革を進めているし、24時間働けますか?というCMもお門違いとなった現代において、果たして日本の生産性は高まったのだろうか?

少なくとも、僕が社会に出た5年前には既に世の中の雰囲気として、働き方改革が推奨されていたし、残業を減らすよう努力して、労働の生産性を上げるような風潮になってきたと感じていました。

果たして、その成果はどうなのでしょうか。

生産性は上がっていない。

残念ながら、以下の記事を読むと、日本の生産性は上がっていないということがデータで分かります。

https://bowgl.com/2017/06/23/labor-productivity/

特に、サービス業の生産性は低いらしい。

僕は、コンビニがその代表格なのではないかと思っています。

決して、働いている人の効率が悪いと言っているわけではありません。

定められたルール・マニュアルの中で、高い効率で働いていると思うし、実際、僕も高校生の時にコンビニで働いていましたが、常にやることがあって結構大変だったのを覚えているくらいです。

また、海外のコンビニでは、スマホをいじりながらなんてザラにあるので、むしろ日本のコンビニ店員は勤勉でキチっと働いている人が多いと思う。

僕が言いたいのは、定めたマニュアル・ルールに必要ないものが多いということです。

代表的なのをいくつか挙げてみます。

24時間営業

24時間営業をやめるコンビニが出てきているというのをニュースで見かけましたが、僕も要らないと思っています。

僕が働いていたコンビニは、駅前等の人の出入りが多い店舗ではなく、住宅街にポツンとある店舗だったので、深夜に来店する人は非常に少なかった。

なのに、夜勤勤務者を常に2名配置していました。

22時~朝の7時までの勤務で9時間くらい働いていたので、時給1100円が2名で2万円くらいの人件費が発生している。

でも、夜勤の時間帯に2万円分の利益を確保するほどの売上はなかった。

営業してても利益を生まないなら、お店側からしたら何のために運営しているか分からなくなりますよね。

人手不足も深刻で、夜勤勤務者が集まらない時はオーナーが出勤していたくらいでした。

セブンイレブンオーナーは、24時間営業の選択制と人材支援を求めて、本部と交渉しているみたいです。

https://news.livedoor.com/article/detail/16083367/

店員による袋詰め

袋詰めによるバイトさんの時間ロスは支払のやりとりよりも時間がかかっているはず。

スーパーではセルフで袋に詰めるのに、なぜコンビニは店員さんがやってくれるんだろう、と幼いころ不思議に思っていました。

ちなみに、台湾では袋詰めはありません。

というか、レジ袋の無償提供がないから、袋詰めのサービスもない。

2020年以降、日本もレジ袋が有料化するので、この袋詰めサービスもなくなるかもしれません。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36683740Z11C18A0EA2000/

顧客に対する態度

日本の店員さんは、顧客に対する態度も非常に丁寧。海外のコンビニ店員とは雲泥の差です。でもこの丁寧さも効率を落とす一つの要因。

例えば、台湾店員さんは商品をピッピとして、お金のやりとりをしたらすぐに次の客を呼んじゃいます。

前のお客さんの商品がレジ台に載っていようが、財布の出し入れでモタモタしていようが次の人を呼びます。(早くしろと言われているような)

日本だと、前のお客さんが完全にレジ前から出たら次の人を呼ぶし、財布をカバンに入れたりする時間も待っています。

丁寧ですが、効率的なのは圧倒的に台湾。

レジ対応

袋詰めもそうですが、そもそもレジ対応が不要だと思っています。

最近では、セルフレジを設置している店舗を少しずつみかけるようになりましたが、元来レジ対応になぜ人が必要なのか不明でした。

危険な”油”を扱うガソリンスタンドですら、給油~支払までセルフが当たり前になっているのに、なぜコンビニができなかったのか。電子マネーで支払いができるようになっているのだし、スーパーはかなり積極的に導入しているのに。

コンビニ店員って、レジ対応だけじゃなくて、商品の陳列もやります。

レジに人が来ていないか気にしながら陳列して、人が来たらレジ対応して、終わったらまた陳列に戻って、というのを繰り返します。

僕は、「簡単な操作だから、レジ自分でやってくれ!」と本気で思ってました。

こうして無駄を削れるなら、レジ対応する分の人件費を削れるから、当然効率はあがりますよね。

https://dev.classmethod.jp/etc/amazon-go-tours-2018/

まとめ

日本は、店側にとってお客様は神様という思考があるし、客の側にも同様な思考があると思う。

これは、人同士のサービスであればあって良いことだと思います。

でも、そもそも人がやらなくてもいいことに人を当てがって、このレベルのサービスを提供せざるを得なくしているのは、非常に悪循環だと思う。

個人的には、今後、5Gの時代になり、あらゆる産業が省人・効率化を推進することは明らかなので、生産性は上がっていくこと間違いなしだと思っていますが、実は普段の生活の中で生産性が低そうなサービスを見かけます。

日本独自のサービス文化というか、習慣化していしまっていることなので、普段はあまり意識しませんけどね。

自動車ディーラーの人が、客の車が見えなくなるまで道路脇でお辞儀している姿を見るとお客だけどすごく申し訳なくなる。「丁寧だなあ」という感情を通り越して、「そんなしないでいいよ!こっちはそれ見てつらいよ!」と思っています。

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