NZ生活をぜんちゃんの生の声で、Podcastにて配信中です!

ニュージーで救急車を呼びました。

NZ

こんにちは、ぜんちゃんです。

タイトルを見て驚いた方もいるかもしれませんが、本日NZで救急車を呼びました

でも、運ばれたのは僕ではありません。

道で倒れていた男性です。

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通学途中に倒れている男性を発見

昼頃、学校に行こうと自転車に乗って走り始めると、車道の真ん中に座り込んでいる人がいました。

その光景があまりに異様すぎて、怪しい人がなにかの抗議のために座り込んでいるのかと思い、通り過ぎようとしました。

しかし、その男性の横には電動スクーターが倒れていました

下の写真のようなスクーターです。

 

もしや、、、これは事故か?

と思い、「大丈夫かい?」と声をかけると、「だめだ、助けてくれ」と返事が。

急いで自転車を止め、彼に近づくと、彼は唇、眉、手から大量の出血をしていました。

幸い、彼の足に異常はないようで、立ち上がれるということだったので、ゆっくり抱きかかえながら歩道に避難。スクーターも回収しました。

話を聞くと、彼はフィリピン人で近くの大学に通う大学生でした。

昨日買ったばかりの電動スクーターに乗りなれておらず、少し荒れた車道でバランスを崩し、大きく転倒してしまったとのこと。

とりあえず事情は分かったので、次は病院だと思い、保険に入っているかを確認し、救急車を呼ぶことに。

そのタイミングでたまたま通りすがりのKiwiのおじちゃんが、心配して声をかけてくれたので、すぐに「救急車を呼ぼうとしているんだけど、この事情を通話相手に伝えてくれるませんか?」とお願い。

緊急時に自分の英語力を試すより、安定のネイティブに依頼しました。

おじちゃんが電話中に、中華系の留学生達も車から降りてきてくれて、水やティッシュを持ってきてくれていました。

僕がなにか事故に巻き込まれても、NZに助けてくれる人はいるなとも思い少しホッとしました。

おじちゃんの電話が終わり、救急車はこちらに向かってくれるとのこと。

話し好きのKiwiのおじちゃん

救急車が到着するまでの間、おじちゃんはずっと僕に話かけてきました。

おじちゃん「どこから来たんだい?」

僕「日本ですよ」

おじちゃん「おお!日本か!もうすぐラグビーワールドカップが日本で始まるな!

僕「そうですね。もうすぐですね」

おじちゃん「日本のラグビーファンが日本でトレーニング中のウェールズチームに対してウェールズの国家を歌ってあげているのを見て感動したんだ!ほら、Youtube!

Japanese Spectators Sing Welsh National Anthem At Training Session – Rugby World Cup

と言って上の動画を、僕に見せてきてくれました。

僕は、このニュースを知らなかったし、Kiwiは本当にラグビーが好きなんだな~と思っていました。

しかし、一方で、大きな怪我を負っているフィリピン人の彼の横で、普通の世間話をしているのがなんだか申し訳なく、ところどころ彼に声をかけていました。

しかし、彼は

唇が痛くてあまり喋れないんだ。ごめん。。。

僕「いや、そうだよね、本当ごめん!」と益々申し訳なくなる始末でした。

15分くらい経過しても、救急車が来そうになかったので、彼が昨日買ったばかりと言っていた電動スクーターを僕の家に保管してあげようと思い始めました。

盗難が結構多いというNZで現場にスクーターを置いて救急車に乗るわけにもいかないし、救急車で運ばれるときに持って行っても帰りに荷物になるだけじゃないかと思ったのです。

なにより、僕の家が現場から30秒のところだったので、これを提案し、彼もお願いしますとのこと。

連絡先を好感し、すぐに家に持っていきました。

家に帰ったついでに、彼の血だらけの顔と手を拭いた方がいいなと思い、家からティッシュと水を持ち出しました。

救急車が到着

彼の元に戻り、顔と手を拭いてあげていると、救急車が到着しました。

彼が歩けて喋れるということが伝わっていたのか、到着した救急車は、ボックス型の大型車ではなく、黄色に塗られた普通のSUVでした。

救急車の到着と共に、おじちゃんは「ほんじゃ!」とその場をすぐに立ち去ってしまいましたので、僕と彼で救急隊員と話すことに。

救急隊員はタブレットを取り出し、彼に関する基本情報、怪我の状態をどんどん入力していきます。(ここでもデジタルを駆使していることが分かりました。)

僕は何か手伝って答えてあげようと思っていたのですがそんな必要もなく、フィリピン人の彼は救急隊員の質問に自分でどんどん答えます

正直、僕がこの状況になったら、こんなに応対できないと思ってしまいました。

そもそもの英語能力がネイティブと喋れるレベルにないことに加えて、事故でパニック状態にあるわけですから、間違いなく答えられないなと。

情報の確認が終わると、彼は助手席に乗り、大学の病院に搬送されていきました。

かかりつけの病院を見つけておいた方が良い

彼が大学の病院に運ばれたのは、救急隊員から「かかりつけの医者は要るか?」と聞かれ、「大学の医務室」と答えていたからだと思います。

ひとまずの搬送先として、このような対応がとられるのでしょう。

僕のようにかかりつけの医者がおらず、更に緊急時の英語が十分に喋れない場合は、どのようになってしまうのか。とっても怖くなりました。

緊急時には日本語で対応してもらえるに越したことはないので、念のためクライストチャーチで日本人医師が在籍している病院と、医療通訳の会社を調べました。

日本人医師が在籍している病院

Riccarton Clinic(リカトン クリニック)

内科・外科・小児科・婦人科など全般にわたり診察が可能な日本人の先生(ご専門は小児科)が在籍されているようです。

医療通訳

ワイエス・コミュニケーションサービス

そこまで急を要するワケではないのであれば、医療通訳を事前に予約して同行いただくという手段もあります。

夕方、彼に電動スクーターを返却

夕方になり、彼から「今日の夜、電動スクーターを返してもらえる?」との連絡が来ました。

彼は左手をずっと抑え、感覚がないと言っていたので、もしかしたら骨折しているかも、、と思いながら引き渡しに行きました。

彼に会った瞬間、彼は、全力笑顔で、「ありがとー!!!」と言ってきました。

切れた唇はそのままで、眉のところに小さなガーゼ。

左手は、絆創膏が張ってあるだけでした。

僕「大丈夫?大きなケガなかったの?」と聞いたのですが、

彼「問題なかったよ!もちろん今もかなり痛いけど、どこの骨も折れてなくて傷で済んだよ。君が助けてくれなかったら、あのままあそこで寝たまま一夜を過ごすところだった!笑」とジョークも言ってくれました。

僕「大事に至らず安心したよ!」

しばらくお互いの自己紹介をしあって、別れました。

電動スクーターの安全性は低い

彼が保有していた電動スクーターですが、僕も何度か乗ったことがあります。

自転車が壊れている時の代替として使用していたのですが、実はタイヤに大きな問題があると思っています。

電動スクーターのタイヤは、自転車や車のような弾力のあるゴムでできておらず、とても固い素材でできています

路面のあれた道路を走ると振動が激しい上、少しの段差があるとひっかかり易い

サスペンションなんてもちろんついていないので、衝撃を和らげる機能もついていません

ヘルメットの着用が推奨されていますが、自転車のように義務化されているわけではないのでしょう。

多くの人がヘルメットを着用していません。シェアリングの物だとそもそもヘルメットが用意されていません。

本当に便利な乗り物ではあるんですが、その利便性の反面、安全性に課題ありという感じです。

みなさんもNZで電動スクーターに乗る際は十分お気をつけてください。普通に20~30km/h 出てしますので。

 

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