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【まとめ】NZの通信市場規模は?NZ通信会社のシェア・特徴比較

NZ

NZに到着して初めて購入した物は、スマホに挿入するSIMカードでした。

そんな小さなことから、NZの通信市場ってどんななんだろう?

どの会社のシェアが高いんだろう?

MVNOってあるのかな?

などの疑問を抱いたので、市場規模、シェア、各社特徴をまとめてみました。

なお、NZの各社通信料金比較はこちらにまとめました↓

【まとめ】NZのモバイル通信会社の料金・サービス比較。旅行、ワーホリ、留学、移住に最適なSIMを選ぼう!
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NZの通信市場規模

2018年の固定回線・モバイルを合わせた通信市場規模は、54億$NZD(約3900億円、1NZD=73円換算)です。

(出典:ANNUAL TELECOMMUNICATIONS MONITORING REPORT 2018 Key facts )

全体の市場規模としては、経年で増加していますが、モバイルは右肩上がりであるのに対し、固定回線は下降してきています。今後、モバイルで5Gが始まると、固定回線の需要は更に減少しますね。

以降は、短期滞在者、長期滞在者どちらにも関係するNZのモバイル市場に絞ってお話していきたいと思います。

NZのモバイル市場シェア、MNOとMVNOとの関係

NZの通信市場シェアと、MNOとMVNOの関係がどのような構造なのか見ていきます。

モバイル市場シェア

NZにおける各通信会社の市場シェアは、Vodafone, Spark, 2degreesのMNO3社で94%を占めています。

残りの6%のうつ市場4位のSkinnyは5%を獲得していますが、SkinnyはSparkのサブブランドです。

なので、NZにおける独立系のMVNOの市場シェアはわずか1%しかありません。

(出典:ANNUAL TELECOMMUNICATIONS MONITORING REPORT 2018 Key facts )

MNOとMVNOとの関係

MNOとMVNOの関係性は、ざっくりですがこんな感じのようです。

念のため、MNOとMVNOの説明をしておきます。

  • MNO(Mobile Network Operator)とは、通信回線網を自社で設置、運用し、独自に通信サービスを提供する事業者のことを指します。日本だと、ドコモ、ソフトバンク、KDDIのような存在です。
  • MVNO(Mobile Virtual Network Operator)とは、他社から無線通信インフラを借り受けて、音声通信やデータ通信のサービスを提供する事業者のこと。日本では、楽天モバイル、mineo、IIJmioなどが有名です。

NZのMNOは3社

ニュージーランドには、MNOが3社存在しています。

MNOのサービスの特徴は、月額払い方式プリペイド方式の2種類が存在し、MVNOにはない様々な特典サービスが存在していることです。

Vodafone   市場シェア 41%

市場で最も高いシェアを占めているのがVodafoneです。

プランによって、

  • Netflixが1年無料になったり、
  • 特定のSNSへのアクセスをカウントフリーにする

などの特典があります。

少し前までは、「Black+White」というMVNOに回線を提供していたようですが、この会社が他のMVNOに買収されてしまったため、現在はMVNOへの回線提供はないようです。

また、日本で言う”家族割”のような共同加入による実質割引制度があり、共同加入者の利用料金が安くなったり、データ容量、無料通話分の共有ができるようです。

Spark   市場シェア 32%

第2位が、Sparkです。

僕がNZの通信会社事情を全く知らずに、空港で初めて契約したのもこの会社でした。

プランによりますが、

  • Spotify Premiumに無料もしくは半額で加入でき、
  • 街中のSpark Wifiスポットで1日1GB利用できる

などの特典があります。

SparkもVodafoneと同様に共同加入による割引制度があります。

2degrees   市場シェア 21%

2009年に設立された比較的新しい新興の会社で、市場3位が2degreesです。

大手競合2社が様々な他社サービス(Netflixや、Sptify)との連携をして差別化を図る中、

2degreesはデータ通信に関して、

  • 1日の中で1時間カウントフリーにする

というユニークな機能を付加して差別化を図っています。

利用者が2degreesのアプリをダウンロードし、指定のボタンを押せばそこから1時間カウントフリーが始まるようです。

2degreesは、そのユニークなサービス提供により、サービス提供開始から10年でシェア20%まで拡大した勢いのある会社です。

新興なのでNZ全土に基地局整備が完成していないようですが、自社基地局未対応の地域に関してはVodafoneの回線に接続されるようになっています。

主なMVNO

MVNOの特徴は、MNOと異なり基本的にプリペイド方式のみで、通信、通話、SMS以外のサービスがなく非常にシンプルなプランであるということです。

Kogan mobile   (Vodafone回線利用予定)

オーストラリアの大手MVNO「Kogan mobile」がNZ市場への参入を決めました。

オーストラリアでは、Vodafone AUSから回線を借りていますが、NZでもVodafone NZから回線を借りる契約をとりつけたそうです。

参入時期は未定ですが、これによってVodafoneはMVNOへの回線提供を再開するようです。

Skinny   (Spark回線使用)

Skinnyは、独立系のMVNOではなく、Sparkのサブブランドです。

日本言うところの、YモバイルやUQモバイルのような存在です。

Slingshot   (Spark回線使用)

Slingshotは、固定回線で市場3位の会社がSparkのモバイル回線を借りて運営しているMVNOです。

調べたところ、固定回線とのセット販売のみを行っているようなので、短期滞在者は契約が難しい会社です。

WAREHOUSE MOBILE   (Spark回線使用)

WAREHOUSE MOBILE は、NZの大手小売店WAREHOUSEがSparkの回線を借りて運営するMVNOです。

日本との共通点

MNOの非通信サービスの加速

NZは、NETFLIXやSpotifyなどのエンタメサービスと組んでいました。

日本でも、MNO大手3社は、差別化を図るために非通信の様々なサービスを用意していますね。

ソフトバンクが飲食店と手を組んで「牛丼1杯無料」にしたりと、日本の通信会社の方がNZの会社よりも幅広く他社と手を組む差別化を展開していると思います。

一方、NZは2degreesの”1時間カウントフリー”に代表されるような通信そのももサービスでもユニークな差別化をすることでシェアを獲得した例があるのが面白いですね。

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