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NZのビザが降りない問題。ビザ処理を担うアウトソース企業VFS Globalが原因?

NZ
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最近、NZのビザが待っても待っても承認されないらしい

こんにちは、アレコレ発信局のぜんちゃんです。

最近、学校にいる中国人や台湾人の学生からビザ取得の承認が中々降りずに困っているという声をよく聞きます。

彼らのビザの状態が現在どのような扱いになっているのか分かりませんが、「学生ビザなしで授業を受けると違法になってしまうため、授業に出れないんだ」と言っています。

僕がNZに来る前、日本でビザを申請した時は申請から3日で学生ビザが降りましたが、NZ在住で新たな学生ビザを申請している彼らは既に1ヵ月以上待っているらしいのです。

全く連絡が来なく、ビザを証明できない学生は銀行口座が閉鎖されてしまいそうだという負の連鎖が発生しているようです。

日本人でも同じような状態の方がいるかもしれませんね。

現地メディアも報じています。

インドと中国からの留学生が急増しており、それぞれ42%、21%の増加でした。

INZ(NZのイミグレ)のグレッグパッチェルは「これほど多くの申請は予測していなかった」と言っています。

Study visa troubles in New Zealand - Study International
Want to study in New Zealand? Be prepared for visa delays #HigherEd

原因は、ビザ処理のアウトソーシング(オフショア)企業VFS Globalか?

主たる原因として囁かれているのは、彼らのビザを処理をしているVFS Globalという企業。

NZ政府はビザに関する手続きをこのVFSにアウトソーシングしているのですが、そのアウトソース先が大量のビザ申請の対応に追いついておらず、パンクしているのではないかということです。

ちなみに、NZのビザに関するビザ処理センターは、英語が使えて人件費が安いフィリピンにあるそうです。

なので、多くの留学生は自分のビザ状態がどうなるか不安であるにもかかわらず、NZ国内に問い合わせ先がないという状態に置かれています。

学校側もビザの処理に関しては直接リードすることはできず、学生の問い合わせに対して渋々イミグレで働いている友人に訪ねるなどしているそうです。

しかし、大量の留学生の問い合わせに都度友人を頼って聞くというのは、当然避けるべきことなので学校側も困っている状態のようです。

そこで、今回は、そのビザ処理を担当しているVFS Globalがどのような企業なのか調べてみました。

VFS Globalについて

企業概要

VFSグローバルは、2001年に旅行会社を運営していたスイス人によって立ち上げられた企業です。

2019年現在では、従業員数1万1千人62ヵ国の政府からビザの処理を受託しており、処理センターは147ヵ国3093拠点設けています。

イギリス、カナダ、オーストラリアなどもVFSに委託している国です。

VFS Globalに対する問題点

現在ビザ承認待ちに1ヵ月を要しているという処理時間の問題は前述しましたが、それ以外にも問題が多くあったようです。

①独占禁止法への抵触

VFSのビジネスモデルは、人の往来がある限り需要が尽きることはありません。

また、競合だったイギリスのTTSという企業を買収したため、現在競合が存在しておらず、ある意味最強のビジネスモデルと言えます。

その地位を利用した手数料の設定や、特定国の国民に対する不透明な審査が存在しているという指摘を受けています。

加えて、各国の航空会社や観光局と連携して渡航関連サービスを提供しており不当な地位乱用だとの指摘もされています。

②個人情報の流出

2005年~2007年、VFSはブラウザのURLを変更するだけで、申請者のパスポートナンバー・氏名・住所などが見れてしまうという状態を放置していました。

インド人がVFSに対してこの問題を指摘し続けていたそうですが、反応がなかったため世間に公開したそうです。

その後もセキュリティに関する問題が度々判明していました。

③タックスヘイブンの乱用、疑惑を持たれる出資者の顔ぶれ

VFSは、本社をドバイに構え、処理センターをキプロスなどに設置しています。

税金に関しても、徹底的な対策を講じていることが分かります。

これにも賛否があるでしょう。

また、主要な投資家は、中国やアブダビ当局、オハイオ州警察消防年金基金などです。

何かしらの癒着が存在しているのではないかと疑われてもおかしくない顔ぶれだなという感じがします。

それでも、アウトソーシング(オフショア)の流れは続いていく

上述のように、各国・各企業は、アウトソーシングによって様々な問題が発生することでしょう。

現にNZでは、ビザ申請の処理が遅れていることで、優秀な求職者がNZにこれなくなったりしているそうです。

また、大学や語学学校に来る留学生にトラブルが発生するなど、教育分野に入る海外からの収入も少なからず影響を受けそうだと現地メディアは報じていました。

それでも、僕は、この流れは今後増々加速していくと思っています。

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当然、生産性の低い労働を労働賃金の高い国で行うは非効率だからです。

最後に

NZへの留学・ワーホリ等でビザ申請を控えている方は、できる限り早めの申請をすることをお勧めします。

特に留学の方は、学期の始まりが近づくとビザ申請に多くの応募者が殺到するということをお忘れなく。

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