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なぜ、大企業に勤める若者はイキイキしていないのか、考えてみた。

コラム
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私の周囲が漏らす本音

私は、新卒入社した日系大企業メーカーを3年で退職し、外資コンサルに転職した身ですが、転職を知った大企業に勤める同期や友人から転職の相談をたくさん受けます。

話を聞くと、今の仕事が楽しくないと言うのです。

楽しくない理由は人それぞれですが、彼らの話しと僕の経験から、なぜ大企業に勤める若者はイキイキしていないのかを考えてみます。

本音1:上司を将来の自分に投影するが、そうなりたいと思えない。

入社後、正式に配属されると、直属の上司が最も身近な将来の自分を投影する存在になりますが、彼らに対して憧れの気持ちが湧いてこないそう。

なぜ憧れの気持ちが湧いてこないのか、その理由は本音2・3に起因している気がします。

本音2:使えない人の方が高い報酬・待遇を得ている。

先輩、上司が必ずしも自分より優秀ではないパターン。

日系大企業の多くでは、年齢や勤務年数によって昇給・昇格していく年功序列が基本。

ゆえに仕事ができなくても自分より立場が上になり、はちゃめちゃな指示・命令を出してきます。

組織である以上命令系統に逆らうことは容易ではないため、逆らえず不満がたまることがあるようです。

上下関係がフラットな風土の企業であればこの事例には当てはまらないかもしれませんが、上下が明確であれ企業であるほど、若者は委縮し、上位層は態度が理不尽・傲慢になってしまうことがある。

職場が外部と交流がなく、閉鎖的である場合、多いかもしれません。

本音3:パワハラ・セクハラが酷い。

これは僕も経験があります。

上はとにかく詰めれば下は動くと思っているため、気合が足らん、ふざけんなとか、バカとか言ってきます。笑

本人たちは発破をかけるつもりで言ってるんだと思います。きっと、自分がその言葉に触発されて上を目指してきてからだと思うのですが、若い世代には響かない。

単に暴言であり脅迫であると受け止めます。

なぜなら、これだけ自ら情報が取れる時代、隣の芝生を覗きに行けるからです。

よりよい環境で働きたいという人の根本的な欲求なので、言葉は悪いですが、昔のように視野が狭い状況での洗脳マネジメントはもう通用しない状況にあるとも言えます。

本音4:やりたかった職種に就けていない。

総合職での採用の場合、職種が選べないことがほとんどでしょう。

配属された当初は、これも運命!と思って受け入れて頑張ってみるわけですが、1年、2年やってやっぱりやりたいことじゃないということが確信に変わってしまったとき、モチベーションは急激に下がってしまします。

働く理由は何?と聞かれた時に、仕事のやりがいが喪失している状態なので、おのずと「生活のための資金調達」でしかなくなってしまう。

本音の原因を考えてみる。

原因1:年功序列制度

上記の本音1~3の悪循環を生み出す基本的原因はこれだと感じています。

入社する⇒パワハラ・セクハラを受ける⇒上司に憧れなくなる⇒モチベーションを失う⇒仕事してないのに昇格していく⇒給与が上がる⇒偉くなったと勘違いする⇒パワハラ・セクハラをする⇒憧れない上司になっている・・・

良い面はなんだろう、人手長期にわたって安定的に確保できますので、企業にとってのメリットは大きいと思います。

従業員にとっては、とにかく在籍していれば家族を養えることが大きなメリットかもしれませんが、働き手の親がイキイキ働いていない状況は、家庭内の関係が悪化する原因かもしれません。

年功序列制度があるから、働くこと=ストレスに耐えることという認識となり、忍耐教育を子供に施してしまう。学校教育も少なからずこういった側面があると思います。

原因2:採用制度

新卒一括採用ではなく、総合職採用が問題ありだと思っています。

総合職採用では、職種が定まっていないため具体的に自分が仕事をするイメージができません。

就活説明会で華やかなことばかりを説明されるため、多くの新入社員は花形部署で大きな夢を抱いてモチベーション高く入ってくるわけです。

でも、いざ配属されるととっても地味な仕事だったりする。思い描いていいたことと、現実とのギャップにやられてしまうんですね。

意思の強い人はすぐに辞めてしまいますし、元々なんでもやります!ってスタンスの新人も、具体的に仕事をして慣れてくると、自分の意思が出てきますから、徐々にアレルギー反応が出てくる。

きっと僕に相談してきている人たちもそうです。

まとめ

世間では継続力がない事例として悲観的に取り上げられる「入社3年目以内離職率約3割」。

でも中には、上記のように自分の意思を明確にして動く人も含まれているので、一概に批判したくないです。

企業の立場に立つとたしかに扱いにくい部類になってしまいますが、個人の立場で考えると、最適な環境を模索し続ける生命力にあふれた人達だと思っています。

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